チャレンジド♡コーディネーター、めざします。

チャレンジドさんが、自分らしい楽しいことをしながら「自分である喜び」を味わう手伝いがしたい。それが、私のなぜだか嬉しいこと。

ブランコ便り ( ´ ▽ ` )ノ ①



先日、チャレンジドな彼女と

お出かけしたときのこと。



(何度か外出を重ねるうちに、

 彼女は 自分の身体を使って

 遊具にチャレンジしたり

自転車をこいでみたりすることが、

楽しいんだなぁ…とわかって来ました。)



  身体の一部に負担がかかる歩き方だったり、

バランスを崩しやすかったり

 パワーはあるけれど巧緻性が足りなかったり

  

     リスクがあるので、

   最初は近くで支え…

      

      少しずつ手を離して見守ります。


          o(^-^)o



 今の自分に見合った課題(遊び) を

  自分で見つけると


  とても、楽しいようで

 繰り返し 繰り返し  

    チャレンジして


      熱中します。


  (この間は、滑り台の逆さ登りに

  一時間半 熱中していました。)

          d( ̄  ̄)



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それで今回は

広い草地に いろんな遊具のある公園へ

お出かけしてみました。



そこで彼女が目に止めたのは、

  ブランコ。(=´∀`) 

 


  赤い、ブランコ。


  カゴのように編んであって

      背もたれもある、

   ちょっとイカンジの、ブランコ。




「ブランコ、ブランコ」

 と言いながら  

 近くまで行きました。



でも、、

  そばを通り過ぎて行きます。



そのとき彼女は、私の腕を掴んでいて

 私を操縦するように

ちょっと押しながら、歩いていました。


  (逆に私が微妙に、彼女を引っ張りながら

  歩くときもありますが) (^∇^)


 そうしてブランコから遠ざかり

   滑り台のまわりをグルーっとまわる… )


でも口から出るのは、

  「ブランコ」…



     「ブランコなら、あっちだよ。」と私。


  そして、またブランコの方へ行く。


   だけど近づくと

また彼女の圧に押されて、滑り台へ…。

       \(//∇//)\




何度か繰り返したあと、

  私は胎を決めて 「並ぼう!」


    と立ち止まりました。

(よく見るとそばの立て札に「6才まで」

 と書いてあったので

できるならスルーした方が…

    という気持ちもありました。)



少し並んで待ち、

順番が来たので

  後ろに並んでいた方に

「大人ですけど、すいません」

と頭を下げて

 (彼女は二十歳過ぎ…


並んでいた方達は、かまいませんよという感じで頷いてくれました。)



さて、その赤いブランコ、

に腰を下ろして

(サイズは充分ゆとりがありました♡)


彼女が嬉しそうに

やっと笑顔を見せ、


ニコニコしながらゆらゆら ゆれ始め

私が加速をつけようと

手を伸ばしたとき、、、



          *


                                 


             *



                                    *

  


「おりてください」

と、(いつのまにかそばに来ていた)

係の方から

止められました。

   (T-T)



事情を説明し、お願いしたのですが

「ダメです!」の一点張り。



どうすることもできなかったので

「降りようか、、、」

と彼女に声をかけました。


座ったまま、うつむいています。


少し待って、 もう一度声をかけると

黙って立ち上がりました。



係の方は、彼女を小学生と思ったのか?

そばの、小学生までが使用できるコーナー

に行くように言われます。

彼女は、その方をじっと見て

何かいいたげでしたが、

係の方は彼女の顔を見ず

目を合わせようとしませんでした。


     ……………………………………………………





彼の言うことも、わかりはします。

決められているルールです。



私がこの公園を下見した時、

これをチェックしてなかったことも

しまったな、、ミスったな、、

とも思います。



でもね

視点を変えて


ほんとうに大事なものは何か


という目線で見てみるとき。






『 このブランコに 乗りたい‼︎

    と 希う人。


  このブランコに 乗って

   うれしい😃と 感じる人。』



           は、みな誰でも


  乗って いい と思うのです。



 (しっかりしたつくりでしたから、

 そう簡単に いたむことはなさそうですが)


たとえ 大きな負担がかかるとしても

ブランコは、



『  楽しんでもらう為に 作られているよ、』


 

 ブランコは、

『  喜んで乗ってくれる人に、

  喜んで 乗ってもらうと思うよ。』





               *          *          *          *



何日も経って、

私が出した 私なりの 結論は、

こうでした。(上記)


        ( ´ ▽ ` )ノ        






あのあと寄った、列車🚃がよく見える

小さな公園で、

彼女は、いっぱい笑顔を見せてくれました。



大きな 目でみれば、


  何事も、良い経験…  


                  (*´꒳`*)